FXトレードをおこなっていく上でしっかりと理解しておきたいのがロスカットや証拠金維持率についてです。
ここを押さえているかどうかで利益を守ることができるのか、利益を失ってしまうのかが決まってしまうと言っても過言ではありません。
ここではFXGTにおけるロスカットや証拠金維持率について、強制ロスカットへの対処法も合わせてご紹介していきたいと思います。
目次
強制ロスカットについて
まずは、強制ロスカットとは何なのかというところから押さえておきましょう。
強制ロスカットというのは、口座残高、つまり有効証拠金に対して、手持ちのポジションの含み損が一定以上になってしまったときに、それ以上の損失が出ないようにポジションを強制的に決済する機能のことを指します。
通常であればトレーダー自身が損切りの判断をしていくのですが、強制ロスカットが発動するとトレーダーの意思に関係なく含み損のポジションが強制的に決済されます。
その結果として、口座残高がゼロになる前に含み損が確定し、トレーダーの資金を守ることができるのです。
その強制ロスカットが発動する基準となるのが証拠金維持率です。
証拠金維持率が一定のパーセンテージを下回ると、その時点で強制ロスカットが発動します。
FXGTで強制ロスカットが発動する証拠金維持率は？
FXGTで強制ロスカットが発動する証拠金維持率20%から40%となっています。
幅があるのは、口座タイプによって証拠金維持率が違ってくるからです。
スタンダード口座、ミニ口座、セント口座であれば20%、ECN口座では40%となっています。
FXGTのマージンコールは？
ロスカットや証拠金維持率とよくセットで名前が挙がるのがマージンコールと呼ばれるものです。
マージンコールというのは口座の資金額がポジションを保有し続けるために必要な最低金額を下回ったことを教えてくれるアラームのようなものです。
スタンダード口座、ミニ口座、セント口座で証拠金維持率が50%、ECN口座で70%がFXGTのマージンコールの水準です。
マージンコールが発動すると、新しいポジションを建てられなくなります。
証拠金維持率の確認や計算について
証拠金維持率というのはポジションの必要証拠金に対して占める有効証拠金の割合のことを指すのですが、以下の計算式で算出します。
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証拠金維持率（%） |
有効証拠金÷必要証拠金×100 |
ただし、FXGTのMT5には証拠金維持率が常に表示されています。
損益の増減とともにリアルタイムで変化していますので、トレーダー自身がわざわざ計算をする必要はありません。
強制ロスカットを発動させないための対処法
トレーダーにとって、強制ロスカットというのはできる限り避けたいもの、回避したいもののひとつです。
実際に、トレードで利益を出していくためには強制ロスカットを発動させないようにしていくことが大切です。
最後に、強制ロスカットへの対処法についても触れておきたいと思います。
早めの損切りの癖をつける
トレードで安定して稼ぎ続けたいという方も多いでしょうが、そのためには利幅を大きく獲り、損失はなるべく小さく抑えるという「損小利大」の実践が欠かせません。
そこでポイントになってくるのが早めの損切りです。
もちろん、損切りというのは最初は抵抗があるでしょう。
ただ、傷の浅いうちに損切りできるようになっておいたほうがいいのです。
損切りをしないまま後で大きく取り返そうと思っていると、余計に大きな損失を抱えてしまう可能性もあります。
そうなってくると負のスパイラルから抜け出せなくなってしまいますので、注意しておきましょう。
早めの損切りが当たり前にできるようになってくると、トレードの結果というのは確実に変わってきます。
ハイレバレッジにこだわらない
FXGTは最大1,000倍までレバレッジをかけられます。
ご存知のように国内FXは最大で25倍となっており、FXGTの最大1000倍というハイレバレッジは国内FXとは比較になりません。
ハイレバレッジはFXGTの魅力でもありますので、やはりせっかくならとハイレバレッジでのトレードにチャレンジする方も多いでしょう。
ただし、ハイレバレッジになってくるとリスクも大きくなります。
口座残高が一瞬でゼロになってしまうこともあるのです。
スキャルピングやデイトレードに関する経験とスキルのある方ならばハイレバレッジでのトレードでもリスクをコントロールしながら利益を積み重ねていくことができるかもしれません。
しかしながら、経験やスキルのない方がハイレバレッジでのトレードに手を出すのは危険なのです。
まずはロットを少なくして、控えめのレバレッジでトレードをしてみましょう。
ハイレバレッジでのトレードは慣れてきてからという風にしたほうが安心です。
ロスカット前に口座へ入金する
ロスカットを避けるためには、ロスカット前に口座へ入金するというのもひとつの手です。
ロスカットを回避しつつポジションを持ち続けたいというときには、効果的です。
FXGTへ入金することによって、証拠金維持率を高めることができます。
FXGTではいろいろな入金方法が用意されていますが、スピーディーな入金ということを考えるとクレジットカード・デビットカードかbitwalletがいいでしょう。
ちなみに、FXGTでは入金ボーナスも魅力のひとつとなっており、入金ボーナスによって実際の入金額よりも多くの資金を得ることができます。
ただし、正直なところ、ロスカット前の口座への入金というのはあまりおすすめできる方法ではありません。
というのも、トレードに使う資金が早くに底をついてしまう可能性があるからです。
頻繁におこなっているとキリがないので、これは本当に最後の切り札だと考えておきましょう。
ロスカットで万が一のことがあってもFXGTには追証なしのゼロカットシステムがある
ロスカットという機能は完璧なものではありません。
一応、トレーダーの資産を守るための機能ではあるものの、相場が急激に動いたときなどには強制ロスカットが間に合わないようなこともあります。
こういったことはFXGTに限らず、どのFX業者でも起こり得ることです。
もしハイレバレッジでのトレードをしていれば、口座残高を大きく上回るようなマイナスが発生してしまうこともあるでしょう。
そういったときでも、FXGTであれば追証なしのゼロカットシステムが採用されていますので安心です。
追証というのは国内FXで請求されるもので、FXで失敗して莫大な借金を抱えてしまうといった類の話はだいたいこの追証によるものです。
FXGTではこの追証を請求されることはありませんし、万が一口座残高がゼロ以下のマイナスになってしまってもゼロカットシステムによって口座がゼロになるだけで済むのです。
つまり、口座残高以上の損はないということです。
このようにロスカットで万が一のことがあったとしても、追証なしのゼロカットシステムが採用されているFXGTであれば安心なのです。
