金融ライセンスFSAとは?

FSA(セーシェルの金融サービス庁)は、セーシェルのノンバンク金融サービスを規制する機関です。セーシェル金融サービス庁法に基づいて設立され、国際的な企業の登録を担当しています。

 

 

セーシェル金融サービス庁は20138月に設立され、セーシェル国内の銀行以外の金融サービス(FX業者、保険、ギャンブル、投資会社など)の認可や監督をしている金融規制機関です。

 

前身のSIBASeychelles International Business Authority)は1994年に設立されましたが、金融サービスを監督する機関としての国際的な地位を高めるため、2013年にセーシェル金融サービス庁となりました。現在では11部門に分かれて監督業務を行っています。

 

いわゆるオフショアライセンスの典型的な例といえるでしょう。外国為替管理などはなく全ての資金を自由に移動でき、全く税金がかかりません。また、会計監査や最低資本要件なども一切ありません。

 

No minimum share capital requirement.(最低自己資本金要件なし)
No requirement to audit accounts.(会計監査の必要なし)
No requirement for a company Secretary(会計書記役必要なし)

 

今後規制が厳しくなることも予想されますが、現状はこのようになっています。しかし、ボーナスやハイレバレッジのインセンティブを守るために、FXGTXMのようにあえてセーシェルライセンスを取得するFX業者もあります(欧州のXMは、他にも難関ライセンスを複数保持しています)。

 

金融ライセンスだけで海外FX業者を判断してしまうと、優良な海外FX業者を見逃してしまうかもしれません。企業全体としての信頼性や安全性、サポート体制やサービス内容を判断して海外FX業者を選ぶことが大切です。

FSAライセンスは分別管理が義務付けられている

セーシェルの法律で、顧客資金と運営資金の分別保管が定められています。そのため、FX業者が破綻し場合でも顧客資産は安全です。

 

セーシェルライセンスを持っている業者であれば、グループ会社が厳格な金融ライセンスを保有しているのか、補償サービスはあるのか、評判はどうなのか等を調べておく必要があります。

 

FSA(セイシェル金融サービス庁)登録の海外FX業者
FXGT、XM、Tickmill、HotForex、IC Markets、Exness

 

 

国/監督機関 代表的なブローカー
英領バージン諸島
英領バージン諸島
BVIFSC(金融サービス委員会)
IFC Markets、FBS、AVA Trade、iForex
ケイマン諸島
ケイマン諸島
CIMA(ケイマン諸島金融庁)
Tradeview、VANTAGE FX
セーシェル共和国
セーシェル共和国
FSA(セイシェル金融サービス庁)
FXGT、XM、Tickmill、HotForex、IC Markets、Exness
バハマ国
バハマ国
BFSB(バハマ金融サービス庁)
FxPro、ActivTrades
バヌアツ共和国
バヌアツ共和国
VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)
Titan FX、MiltonMarkets
バミューダ諸島
バミューダ諸島
BMA(バミューダ金融局)
FXDD、Traders Trust
ベリーズ
ベリーズ
IFSC(国際金融サービス委員会)
AXIORY、24options
マレーシア(ラブアン)
マレーシア(ラブアン)
LFSC(ラブアン金融庁)
Big Boss
モーリシャス共和国
モーリシャス共和国
FSCM(金融サービス委員会)
MYFXMarkets、FXTM
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